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歯磨きとQOL
セルフケアできることがQOLの向上につながるという指摘がある。歯みがきはセルフケアの代表的な実践の一つである。
セルフケアにより自分を自分自身で気持ちの良い状態に保てること,それを喜びとして感じられることは,
健康と生活の質を維持する基盤になる。
それは自己肯定感にもつながっていくものであろう。
歯をはじめとして自分の身体を粗末に扱わず,慈しむことは自分自身の心と身体を大切にする第一歩かと思う。
それにあたっては自分の身体の状
態を感覚として会得することが重要である。自分の状態を知る,感じることは重要で,望ましい行動は知る・感じることから始まる。そして納得して腹落ちして
はじめて自発的継続的な習慣へと結びつく。
きれいに歯が磨けるようになる
これは良い歯並びと噛み合わせを手に入れたこととともに
一生の財産、それを自覚によって自分の力で身につけたのは素晴らしいことと共に
本人にも保護者の方にもお伝えしている。
美と健康のための体重コントロールは多くの人の関心を集めている。
これに歯みがきが有効という考えもある。
間食したくなったら歯を磨くことで食べ過ぎが防げる。
オーバーブラッシングにならないように歯ブラシの硬さや加える力に留意することはもちろん必要ですが、口腔を清潔に保つことで歯周病予防に寄与し,体重コントロールと合わせて糖尿病予防の観点からも大きな効果があるかもしれません。
歯みがきによって,あーきれいになった! という満足感を感じ生活のなかで自分を褒める時間にする。それが全身の健康とQOLの向上につながることを願います。
公益社団法人日本歯科医師会常務理事 寺島 多実子 コラムより引用いたしました
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