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新型コロナ拡大どう対処? 改めて確認しておくべきこと

感染していく仕組み
 -どうしたら感染する?
 現時点で考えられているのは(1)飛沫(ひまつ)感染(2)接触感染-の二つ。(1)はくしゃみやせき、つばでウイルスが放出され、他者が口や鼻から吸い込むと感染します。(2)は、感染者が接触した電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなどに触れることで広がっていきます。
 -空気感染は起きているの?
 今の国内の感染状況を見ると、起きていないと考えられています。
 -マスクを着けたいけど、品薄で購入できません。どうしたら?
 せきやくしゃみなどの症状がある人はマスクを着用する必要がありますが、ハンカチやタオルなどで口をふさげば飛沫の飛び散りは防げます。予防でマスクを着用することは、屋内や乗り物など換気が不十分な場所では予防策になりますが、屋外では相当混み合っていない限り、予防効果はあまり認められていません。
■症状が出たら
 -風邪の症状。感染したかも。どこに聞けば?
 次の症状が出たら、最寄りの保健所などにある「帰国者・接触者相談センター」に電話で相談しましょう。(1)風邪の症状や37.5度以上の熱が4日以上続く(2)強いだるさや息苦しさがある-。高齢者や妊婦、基礎疾患がある人は重症化しやすいといわれています。この症状が2日ほど続いたら相談を。
 政府は、新型コロナの重症者を減らすための対策として、軽症患者には自宅療養を呼びかけています。二つの症状がなければ、かかりつけ医に相談してください。

末広歯科医院

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